「ひまー. ひまだよー、佳宏くーん」
「いや、わざわざみんなで勉強会
ってときに僕らを突撃してきた
のが悪いんじゃないかなあ」
「ええー。そんなことないよー。
私はTRPGが出来るとこなら
どこでも来ちゃう!
特に可愛い弟が遊んでくれる
なら重い腰だってあげちゃう!」
「あ、そこの方程式間違ってるぞ」
「数学は苦手なんだよなあ……」
「微積とか解りにくいもんね……」
「うわーん! お姉ちゃん疎外感!」
「ここまで完全に相手にされて
ないのにルルブ広げ始めるの
やめよ?」
「ぜったい教えこんでやるって
意思表示が凄ぇな」
「だって!サークルのみんな!
レポート提出に追われてて!
遊んでくれないんだもん!」
「いずれは我が身なんですが」
「(しらんぷり)」
「ええと、そもそもTRPGって
なんですか?ルルブっていう
のも良く……?」
「それよ。俺も良くしらね。つか
面倒くさそうでやりたくない」
「動画で見る感じは楽しそう……
なんだけど……やる側はちょっと
怖いかなあ。ゲームによっては
ギスギスするだろうし」
「あー、ネクロニカとかインセイン
あとは……パラノイアとかだと
そうなりがちかなあ」
「わ、わ、初めて質問が来た!
うれしい!ありがとう!
じゃあちょっとだけ答えるね」
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Q:TRPGとはなんですか?
A:テーブルトークRPGの略です。
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「雑!?」
「あはは。もっと簡単に言うなら
椅子に座ってテーブルにお菓子や
お茶を広げてからそのゲームの
世界の人としてなりきって
遊ぶロールプレイングゲーム、かな」
「な、なりきってかぁ......。それって
演技とかも必要ってことですよね」
「いや、基本的に演技はいらないよ。
あくまでトーク……会話で進めて
いくからね。でも演技できる人が
いるなら盛り上がるかも……?」
「わりとキャラシも思いつけばすぐ
って人も多いから面倒ではない……
かな? まあ用語はあるけど。
そこはおねえちゃんが教えます!」
「逃げられなかった」
「……」
「どうしたの?」
「勉強会じゃなかったのかな
……って」
「あ、あはは……ごめん」
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まとめ
Q:TRPGとはなんですか?
A:テーブルトークRPGの略です。
割とこれが全てだったりします。
友達と机を囲んで雑談するように、テーブル(卓)を囲んで話し合いながら決められた目標(ゲームクリア)に向かってキャラクターを動かして行くゲームと考えると解りやすいでしょうか。
初めは面倒そうな部分もありますが、やってみると逆に時間が足りなかったりという部分も多いですね。
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